2019.05.15

DM(ダイレクトメール)の費用相場を徹底解説

DMの費用相場は枚数や内容、紙の種類、ウェブのデザインなどで様々ですが、近年はあらゆる方法で印刷や制作ができるので幅広く選ぶことができています。一括見積サイトなども活用して効率の良いDM戦略を知りたい貴方への情報をお伝えします。

DMの費用・料金相場

ダイレクトメールは近年ペーパーレスでネットやスマホにかわっているものの、いまだそのようなものを使わない人にはチラシが必要という事も少なくありません。また手軽に新聞に入れることもできるので目につきやすいのですね。

どれくらいの予算でどれくらいのことができるのでしょうか?

予算としては、ピンキリで上は100万以上から下は数千円まであります。ある程度の多いパターンとしては封入と発送までを代行してもらって簡単な1000部までのチラシを制作するのに5-10万前後というパターンが一般的のようです。

もちろん自分でチラシを作って配れば紙代と印刷代だけですが・・。本格的に作ってみたい!というのであれば封入やDMの宛名発送までやってもらうほうが、なんとなく業務らしい感じはします。

枚数で異なりますし、紙やインクの種類でも多少変わります。そんなにいらないなぁという場合は50枚から受け付けてくれるDM制作もあります。封入や発送は別途オプションといったところでしょう。

DMの一通あたりの費用・料金相場早見表

発送数 はがきDM 圧着DM 封書DM カタログ
1,000通 65円〜 80円〜 75円〜 300円〜
1万通 55円〜 60円〜 65円〜 270円〜
3万通 50円〜 55円〜 60円〜 250円〜

無料のDMもある

ただしDMは必ずお金をかければよいというものではありません。今ではラクスルのように安くDMを作れたり無料でのテンプレを提供し、自分でパソコンなどでうまく簡単に作れるサービスもあります。またハガキに直接印刷するものもあります。こうなるとはがき代と宛名印刷だけで済みます。

はがきや封書を発送するDM(ダイレクトメール)は企業が活用してきた販促であり広告活動です。今やメディア、ウェブなどのITにシフトされているのですが、あまりそういうものを使わないという方などはチラシを見て決めることも多いのです。

ネット社会になってもカタログやチラシは「すぐに行動をおこしやすいツール」として
今だ、重宝に扱われているのも事実です。

やはり、手に取ってじっくり見られるという点と分かりやすさではDMは群を抜いているのでしょう。DM発送代行会社を比較、無料で一括見積もりできるサイトもありますので、まずはこれこそネットを使って調査してみるとよいかと思います。

DM発送代行へ依頼する流れは?

DM発送を依頼する一般的な流れですが、次のような工程が必要となります。簡易的に依頼できるパターンを並べてみます。

テンプレを選ぶ(サイトから選ぶほうが多い)⇒ 枚数に応じた見積り
⇒原稿作成 ⇒ 確認 ⇒ 発送 おおむね1週間前後(枚数や内容により異なる)

枚数が多ければ多いほど単価は下がります。ダイレクトメールの原稿がテンプレート以外など複雑かつ凝ったデザインほど高額になります。色を何色とか決めておくとよいでしょう。

代行会社のなかには印刷のみ、というところもありますので原稿を自分で作ってデザインし、印刷するだけであれば紙代と印刷だけで済みます。要するに年賀状印刷と同じイメージです。

DMの配送を安くこなすコツ

DMの配送は、郵便事業を行う日本郵便やヤマト運輸・佐川急便などの安価なDMなど専門便の見積もりが便利でしょう。広告配送に適用するサービスがありますので調べてみるとよいでしょう。

発送費用だけを見てもDM発送代行会社に依頼したほうが1通当たりの価格は安くできることもありますので数社見積を出してみるといいでしょう。ほとんどが住所をシステムに打ち込むだけで発送できるのでデータ保管や自分で作業もできるので変更時などにも便利になっています。

効果的なDM(ダイレクトメール)の出し方

DM(ダイレクトメール)は捨てられてしまうものというイメージがあるかもしれません。しかし捨てられない方法もあります。工夫次第で目を引くDMに。また新聞広告などに時折挟むのもおすすめです。

DMはがき

印刷するだけで送れるので便利。裏にクーポン的なものを入れて「このはがきご持参の方に〇〇サービス!」などの印刷があると捨てられにくい活用ができます。(期限を設けておくとなお利用率が高まります)印刷代を含めても1通当たりの費用相場が安いのも魅力でしょう。

デメリットですが、紙面サイズが小さいので情報が限られてしまいます。うまく活用すると見やすさでは断然有利でしょう。

接着面を剥がさない限り内側は見えないプライバシー保護のはがきも多少費用を上乗せするとできます。

封書やチラシによるダイレクトメール

封筒にチラシや、冊子などを入れて発送できます。費用がはがきより割高ですが情報量を多く入れることができ、商品サンプルやカタログも入れられます。デメリットはそのまま開封されずに捨てられることもあること。サンプル同封などの印を封書表につけておくとよいでしょう。

ポスティングちらし

DM発送の費用がもったいないという方は手始めにいくつか反応を見てみたい方向けのポスティングにトライ。もちろんDMは同じようにチラシを作成しますが。封入作業もなく、ポスティング代行会社に依頼すればランダムにポスティングが可能です。

また散歩代わりに自分で入れる方もいるようです。ポスティングのアルバイトはもともと高齢者や主婦に人気の手軽なアルバイトでもありますので検索するといろいろ安い費用でやってもらえる内容が出てきます。

また、新聞や広告に挟んでもらう方法もあります。こちらは月に何回などの契約もできるので、期間をしぼって朝刊などに入れてもらいましょう。

DMを行う上で気をつけたいこと

本来DMはコストをできるだけ抑えてキャンペーンや認知度を高め、新規顧客や既存顧客へのアプローチをすることが目的です。「知ってもらう」ことでより広い営業力が持てるのです。

コストを抑えつつ、最大限の効果が出るようにしたいと思うのが、DMの理想だと思います。ただ最近では意外と少量ロットでもやってくれる印刷や
代行会社が多くなっているのでネットを駆使してDMの戦略を立てていくと効率よく
集客できることにつながります。

今やDMも情報合戦。定期的にクーポンを配布したりキャンペーンのお知らせなど、色々とBtoBにするにも使える要素が多くあります。個人宛のみならず、企業あてのDMも多様に制作できますので、ウェブクーポンなども含めて展開してみるとよいでしょう。

企業のポスティングちらしも最近では招待状付きとかクーポン付などが多くなってきました。また次回の案内を入れるなど自社の展示会情報なども入れることが可能になってきたのでリアルタイムで情報を配信する手段として有効です。

まとめ

DMは色やデザインで価格も異なるので2色にする、カラー(プリントかコピー)の種類を選ぶ、テンプレートデザインにするなど、色々決めておくべきことがあります。

早め早めにスケジュールを立て、余裕を持ってDMの計画・施策を行うようにしましょう。受け取った方が捨てられないようなDMを作ることができれば、効果的な集客を期待することができます。

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