2019.07.17

名刺作成の料金・費用相場まとめ | デザイン費・印刷費を解説

名刺は営業マンの大きな武器の一つです。というのも、一度会っただけで覚えてもらうというのは、よっぽどのインパクトを残す必要があります。そんなときに便利なのが名刺なのは言うまでもありません。印象に残りやすい名刺を作成することが出来れば、営業成績に直結するといっても過言ではないかもしれません。では、名刺作成にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。

名刺の不思議なパワー

名刺には不思議な力があることをご存知でしょうか。現代社会で、ビジネスツールのトップに君臨しているのはSNSを始めとしたWEBツールであることは周知の事実。ここから派生し、近年ではSEOの概念が普及し、「いかに自社ホームページにアクセスしてもらうか」が大きなテーマになっています。

それもそのはず。どんなに手間暇かけて素晴らしいWEBサイトを作成しても、サイトにアクセスしてもらい、実際に見てもらえない事にはこのツールは力を発揮することが出来ないのです。前置きが長くなりましたが、ここで名刺の登場です。

名刺の不思議なパワーとはズバリ「絶対にもらってもらえる」という事に他なりません。WEBツールは先方からの積極的なアクセスがない限りは見てもらえませんが、現代日本社会で名刺の受け取りを拒否される方はなかなかいません。

必ずもらってもらえる一枚の紙、と考えると、その紙に素っ気ないフォントで会社名と名前を書いておくだけでは勿体ないと思いませんか?かと言って当然、多くの情報を詰め込めばいいというものではありません。相手に見やすく、効果的に情報を配置することで、名刺はただの紙から、営業に直結する不思議なパワーを発揮する紙へと変化するのです。

売れる名刺の作り方

では売れる名刺を作るときに必要な情報を考えてみましょう。会社名、名前、連絡先といった基本情報は別として、必ず入れた方がいい情報の最有力候補が顔写真です。

過去にもらった名刺を見返してもらうとすぐに分かると思いますが、顔写真の入っていない名刺の持ち主の中で、何人の顔を思い出せますか?多くの方は1割もいないのではないでしょうか。名刺交換をしてもそれっきり会っていない人の顔を思い出すのは至難の業。逆にいうと、顔写真の載っている方だと容易に思い出すことが出来、さらには不思議と親近感がわいてきませんか?これが写真の力です。載せると載せないではその力は歴然です。

次におすすめできる情報は趣味や特技、学歴や職歴といった情報です。もちろんこちらはプライバシーにも関わるので、全てをさらけ出す必要はありませんが。これらの情報がおすすめなのはズバリ、会話のネタになるという事です。営業マンにとって、会話が詰まる事は恐怖でしかありません。

そんなときに助けになってくれるのが、プライベートな情報。情報を多く載せておくことで、一つくらいは相手との共通の話題も出てくるもの。相手がその話題に食いついてくれればこっちのものです。共通の話題はお互いの距離をグッと縮めてくれるもの。そのネタを元に一気に話も前に進むでしょう。そのためにも、出来るだけ、多くの人が食いつきそうな個人情報を名刺に散りばめておくことは効果的なのです。

名刺作成に必要な費用は、デザイン料と印刷料

実際に名刺を作成する場合、その費用は「印刷料」と「デザイン料」に分けられます。印刷料はカラーかモノクロかといった基準のみで値段が決まります。モノクロでしたら100枚で1000円前後、カラーでしたら100枚で2000円弱といったあたりが相場になります。

そして、大きく値段が変動するのがデザイン料。一番安いタイプが、印刷会社やデザイン会社が予め作成したテンプレートを使用して、データのみをこちらで指定するというもので、3000~5000円程の相場です。

これが完全オリジナルになると徐々に値段も上がっていき、デザインにこだわった名刺では、デザイン料だけで数万円といったことも珍しくありません。考えるべきは、その名刺にどれだけの対価を払う価値があるか、の一点です。

前述の通り、名刺を変えることで営業成果が大きく変わってくるのであれば、多少の出費は惜しむべきではありません。もちろん追加発注の際は、デザイン料は不要になります。予算組みも非常に大切になってきます。しっかりと見積もりを取り、満足のいく名刺を作成していきましょう。

費用はピンキリ

前述の通り、名刺の作成料金はデザイン料に左右されます。有名デザイナーなどにお願いすると、デザインだけで10万円オーバーという事もあります。驚かれる方も多いかと思いますが、それだけ名刺が大切であるという事に他なりません。

初めにお話しした通り、名刺は、使い方によってはWEBサイトよりも有効な営業ツールとなり得るものです。そこに費やす予算としては数千円では心許ない気がする方も多いのではないでしょうか。

費用はまさにピンキリですが、その料金だけを見るのではなく、そのデザイナーの実績を見るようにしましょう。WEBデザイナーでしたら、当然WEBサイトの成果物を確認し、SEO実績をチェックします。名刺についても同じように事前に確認することが望ましいといえます。

印刷会社?デザイン会社?

費用を考える時に大きな差になるのが、印刷会社に頼むかデザイン会社に頼むかという事です。

一般的には印刷会社の方が価格は安めに抑えることが出来ます。というのも、印刷会社はデザインを主で行っているところではないので、凝ったデザインを行わない代わりに、デザイン料を安めに抑えることが出来るのです。

どういった名刺を作りたいかにもよりますが、このあたりもしっかりと吟味しましょう。

もう一度、名刺に大切なことに振り替える

ここまで見てきましたが、印刷会社なら料金を安く抑えることが出来る、デザイン会社なら多少料金はかかるがおしゃれな名刺を作成することが出来る、となります。ここで始めにお話しした「売れる名刺」に話を戻しましょう。お気づきでしょうか。印刷会社かデザイン会社かという話に、名刺の内容の事は入ってこないのです。

デザイン会社はあくまでおしゃれな名刺を作成することは出来ても決して「売れる名刺」を作る専門家ではありません。顔写真や趣味といった項目は、当然印刷会社に頼んでも載せてくれるのです。

おしゃれな名刺はもちろん相手の目に留まり、再び見返してくれる可能性も高まるかもしれません。しかし、本当に必要なのはデザイン性ではないという事をしっかりと意識した上で、予算を見ながら、名刺を作成していきましょう。

まとめ

今回は営業マンに必須な名刺について考えてみました。改めてあなたの名刺フォルダーを見返し、印象に残る名刺と何も心に響かない名刺を分けてみてください。

この作業から、明確に「よい名刺」とは何か、が見えてくるのではないでしょうか。もちろんその名刺の真似をする必要はありません。なぜその名刺があなたの心に響いたのか、他の名刺と違う点は何なのかを考え、その点を自分に当てはめるとどのような名刺が出来上がるのか、そういった事を考えていくと、あなただけの売れる名刺が完成するでしょう。

費用について、今回は一般的なサイズに片面印刷のものを想定して相場をご紹介しましたが、これ以外にも変形サイズや両面印刷、二つ折りサイズなど、よりインパクトの強いタイプの名刺もたくさんあります。是非一度見積もりを取り、どのような名刺が完成するのか、サンプルを作成してもらうといいでしょう。

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